テクノロジーベンチャーズ３号投資事業有限責任組合の設立について
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：安達俊久、以下「ITV」）は、4月27日付でベンチャー企業への投資を目的とした「テクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合」（以下、「3号ファンド」）を設立しました。設立時の出資約束金の総額は54億円であり、年内を目処に追加募集を行います。
ITVは、IT等の分野で高成長を目指すベンチャー企業へ投資するファンド運営事業を行っております。投資先企業をハンズオンで支援することを強みとし、2000年の設立以来、凡そ100社の国内外のベンチャー企業に投資し、多くの実績を達成して参りました。
3号ファンドでは、これまで経験を積んできたIT分野に加え、ITとの関連性の高いグリーンテックやヘルスケアの各分野も対象とし、引き続き国内外の有望ベンチャー企業への投資を行って参ります。また、去る2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東日本の太平洋岸地域を中心に甚大な被害をもたらしましたが、震災復興、防災、スマートシティー、電力供給、省エネルギーなどの各領域おいて大きな役割を担う技術へのニーズが高まっており、こうした分野の成長領域にも注目しています。
3号ファンドの設立のためにご支援を賜りました出資者の皆様に厚く御礼申し上げると共に、1号ファンドおよび2号ファンドの関係者の皆様、業界関係者の皆様、およびITVのこれまでの成長をご支援下さいました多くの皆様に重ねて御礼申し上げます。
■3号ファンドについて
正式名称 :テクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合
根拠法 :投資事業有限責任組合契約に関する法律
無限責任組合員 :伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社
有限責任組合員 :伊藤忠商事株式会社、独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社みずほコーポレート銀行、
金融機関、学校法人
出資約束金の総額:54億円